- トップページ >
- 毛髪ケア
自宅ケア
01.使用するもの
幹細胞とポレ-ション機器を使う。
02.いつするのが良いか?
清潔な状態を保った状態で行う。夜洗髪して乾いた後に行う。寝ている間(夜間の22時~2時)に成長するので、効果が高い。
03.どのように行うのか?
幹細胞を付けて、ポレ-ション機器でなじませる(幹細胞の準備と、ポレ-ション機器の使い方参考)。
04.自宅ケアの注意点(こぼす、誤飲、目に入ったとき)。
安い物ではないのでこぼさないこと。子供が間違って飲まないように。目に入ったら炎症を起こしやすい、水洗いOK。
05.保管方法
保管方法は、基本常温ですが、夏の暑い日などの高温は避けること。直射日光も避けること。
シャンプーについて
シャンプー・リンスの危険性と脱毛要因
脱毛の原因のひとつにシャンプー・リンスの影響があります。
もし皆さんが、人ごみに行く機会があったら、他の人の頭のてっぺんを見るようにしてください。
もちろん失礼になりますので、気づかれないように見ていただきたいのですが、
確率的に見て男性も女性も頭のてっぺんから薄くなっている人が非常に多いことに気がつくと思います。
これはいったいなぜか?シャンプーを原液に近い状態で一番最初に着ける部分だからと考えられています。
シャンプーの成分ですが、約70%は水です。
そして次に多いのが合成界面活性剤といわれる泡を立てる成分です。
シャンプーの大半はこの合成界面活性剤がメインになります。
シャンプー・リンスの表示には洗浄成分の表示がありません。
合成界面活性剤なのか石けんなのか見分けることができません。
これは、シャンプーやリンスなどの人の体に直接つけて使用するものは、化粧品類に分類されていて、薬事法(厚生省担当)で決められた「指定成分」を表示すれば良いことになっているからです。
指定成分とは
シャンプー・リンスの容器には、『エデト酸塩』(変質防止・保存剤)、『パラベン』(殺菌・防カビ・保存剤)、『ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)』(酸化防止剤)などの表示が書いてあります。
この表示は、「指定成分」といって、厚生省が「アレルギーなどの皮膚障害を起こす恐れがある」として表示を義務付けた物質で、103品目あります。
しかし、厚生省が許可している化粧品用の原料は約3000品目あります。
ということは、「指定成分」103品目以外の約2900品目については何が入っているか知らされていないことになります。
「指定成分」は、アレルギー、接触刺激、皮膚毒性、発ガン性などを引き起こす安全上問題とされる物質ですが、知らされていない約2900品目にも、同じように危険な物質がたくさんあるのです。
しかし、売り場に並んでいるシャンプーやリンスのほとんどは、合成界面活性剤(分類名は高級アルコール系など)が入っているいわゆる「合成シャンプー」「合成リンス」なのです。
シャンプーに使われている合成界面活性剤は最近ではアミノ酸系のものもあり、体に優しそうに聞こえますが、合成界面活性剤に変わりなく、毛髪や頭皮などに悪い影響を与えます。
本来、合成界面活性剤の役割とは「泡」を作ることにあります。
そしてその泡が、できたり、破裂したりを繰り返し、一生懸命汚れを落としていきます。
これが汚れを落とす本来のメカニズムなのです。
シャンプーそのものが落とすのではなく、泡で汚れを落とすのだということが重要なのですが、多くの石油化学系の強力な合成界面活性剤は、その成分自体に汚れを落とす機能があります。
つまり泡を立てなくても汚れが落ちてしまうのです。
その結果、本来必要とされる皮脂や水分までも洗い落とし、キューティクルの損傷や頭皮の乾燥の要因になることが知られています。
皮膚にはバリアゾーンがあり、外からの異物を遮断していますが、化学物質の合成界面活性剤はそれを分解して中に浸透してしまう恐れがあるのです。
人間の体には自己浄化作用といって体の中に有害物質が入ってきても、48時間たてば排出できるというすばらしい機能があるのですが、脱毛などで気になっている方の多くは几帳面に毎日シャンプーしているのではないでしょうか?
その結果、化学物質が24時間サイクルで頭皮から浸透して、出すよりも入るほうが早く、排泄しきれずに残留する結果になっています。
また、朝シャンは、一日のシャンプー回数が増え、さらに香りを残すためにすすぎを十分しない人も増えています。
つまり、合成界面活性剤が毛髪や頭皮に残りやすいのです。
合成シャンプーには台所用洗剤などより多く添加物が含まれているため、皮膚障害はひどいのです。
育毛シャンプーの種類
アミノ酸系シャンプー
アミノ酸系シャンプーは、肌への刺激は最も低いシャンプーといわれ、低刺激のシャンプーが人気を集める現在、良質な育毛シャンプーの代名詞となっています。
アミノ酸系はもともと、人体におけるタンパク質の抗生物質なのですが、髪も同様にそのほとんどがタンパク質で構成されているため、髪や頭皮に対する刺激が少ないのはもとより、むしろ髪に必要な成分として積極的に取り入れるべき成分といえます。
ゆえに、アミノ酸系シャンプーは、低刺激かつ髪に効果的なシャンプーとして、現在最も注目されています。
石けん系シャンプー
その名の通り、脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムで作られた、いわゆる「石けん」を主成分としたシャンプーのことで、基本的に人体に悪影響を与える成分が含まれていないことから、安全なシャンプーのひとつとして、愛用者も数多く存在します。
ただ、アミノ酸系シャンプーに比べると、洗浄力が上回る分、刺激もわずかに強めです。
高級アルコール系シャンプー
現在販売されているシャンプーの大多数を占める高級アルコール系シャンプーです。
「高級」というと聞こえが良いですが、この場合の高級は「高品質」や「高価」という意味ではなく、含まれている炭素数が多いことを指しています。
炭素は自然界に存在する元素のひとつで、この炭素が多ければ多いほど泡立ちが良くなり、同時に洗浄力も強化されます。
しかし、あまりに強い洗浄力は、頭皮や髪への刺激が心配されるほか、頭皮にとってバリアの役目を果たす皮脂まで洗い流してしまう恐れがあるため、前述の「アミノ酸系」や「石けん系」を使用している人たちからは敬遠される傾向にあります。
育毛効果にはアミノ酸系シャンプー
育毛・発毛において重要なポイントは、発毛の土壌となる頭皮の状態を整え、生えてくる髪質を改善させることにあります。
頭皮の汚れを取り除くことは、毛根の働きを活性化させるうえでも大切なことですが、毛穴に詰まった皮脂汚れのみならず、頭皮全体の皮脂を除去してしまうほどの洗浄力を持ったシャンプーは、かえって頭皮にとっては逆効果となってしまいます。
本来、皮脂というものは外部の刺激から頭皮を守る役割を果たすもので、なくてはならない分泌物のひとつです。
育毛効果にはアミノ酸系シャンプー
その皮脂が過剰に分泌されると、過酸化皮質となって頭皮の健康に悪影響を与える物質に変わってしまいますが、除去する皮脂はこの過剰分のみで十分であり、その他のバリアとして必要な皮脂は頭皮に残しておく必要があります。
皮脂の除去のし過ぎは、皮脂の過剰分泌を促進させるので、洗浄力の強すぎるシャンプーを使用することは、頭皮にとって悪循環を招きやすくなります。
そのため、適度な皮脂を残しつつ、汚れを落とすというバランスのよさに定評のあるアミノ酸系シャンプーが、頭皮にとって最も良いシャンプーであるといえます。
石けん系シャンプーもアミノ酸系シャンプーの洗浄力に近い効果を発揮しますが、刺激性の点ではわずかにアミノ酸系シャンプーに劣り、さらに使用後は髪がきしむなどのデメリットがあります。
高級アルコール系シャンプーについては、泡立ちがよく、使用感もいいですが、洗浄力が強すぎて必要な皮脂まで除去してしまうこと、また、刺激性の面で、ほかに2つに大きく後れをとっています。
アミノ酸系シャンプーは頭皮にも髪にも優しい
適度な洗浄力が頭皮の状態を整える役割を果たすアミノ酸系シャンプーですが、その主成分であるアミノ酸は、もともと毛髪を構成するタンパク質を作る役割を果たしているため、3種類のシャンプーの中で最も低刺激であることも特徴です。
髪はケラチンというタンパク質でほぼ構成されているため、アミノ酸系シャンプーを使用すると、アミノ酸の働きにより、傷んだ髪のリペア効果も期待できます。
さらにタンパク質は人体の構成にも重要な物質のひとつであるため、髪だけでなく、顔や全身などの肌にも優しく、頭皮はもちろん、シャンプー液による背中ににきびなどの肌トラブルを起こすリスクも極めて低くなっています。
総合的に見ると、アミノ酸系シャンプーは育毛に最適なシャンプーであるとはいえ、比較的高価格であるというコスト面でのデメリットを考慮しても、確かな発毛効果を得たいと思うならアミノ酸系シャンプーを使用するのがおすすめです。
もしコスト面できついというようであれば、アミノ酸系シャンプーには刺激や髪質改善という点で少々劣りますが、比較的安価で、高級アルコール系シャンプーに比べると刺激も少ない石けんシャンプーを使用してみるのもひとつの選択肢です。
アミノ酸系シャンプーの見分け方
アミノ酸系シャンプーの洗浄成分にはヤシ油由来の成分が多く使用されています。
この成分に該当するのが「ココイル〇〇」や「コミカド〇〇」といった成分です。
代表的なものにココイルグルタミン酸TEAやコミカドDEAなどが挙げられます。
ただし、シャンプーは薬事法により、配合濃度の高い順に記載することを義務付けられているため、これらの成分が前半部分に表示されていないと、アミノ酸系洗浄成分は含まれていても、高級アルコール系洗浄成分がメインになっているというケースもあります。
成分表示を見る際は、特に前半部分に着目するようにしましょう。
育毛剤
育毛剤だけでは髪の毛は生えない
現在数多くの育毛剤が発売されています。ではなぜこんなにも育毛剤が発売されているのでしょうか。
どの製品も決定的な商品ではないからなのです。
しかも身近な方でいままで薄毛に悩まれた人がこの育毛剤で生えた!ということを聞いたことがありますでしょうか。
育毛剤がまったく意味がないといっているわけではありません。
いい育毛剤なら頭皮の機能を活性化し発毛のお手伝いをしてくれますが、その育毛剤だけでは生えることはないということです。しかしながら市販されている育毛剤の多くは、脱毛剤といってもいいく らいのものが多いのも事実です。
ここで育毛剤いついても少し触れておきましょう。
育毛剤の理論は多きく分けると二つの目的で作られていることがわかります。
それは血流改善が目的の育毛剤と、栄養補給が目的の育毛剤です。
基本的に、頭皮にはバリアゾーンとか、オイルゾーンとか呼ばれている脂の層があって、外界からの異物を遮断するシステムがあります。
当然、効果を出すにはその油膜を突破し、毛根までたどり着か ないと効果はないわけです。
さらに、育毛剤に使われている成分は揮発性のものが多く、ようは蒸発しやすいわけですが、実際に調べた結果、水分を頭皮にかけて、毛根までたどり着くまでには約3時間かかるそうです。
はたして、その育毛剤が蒸発せずに3時間も残っているのでしょうか?
仮に蒸発もせず、そのオイルゾーンも突破できたとしましょう。
そして育毛剤の効果で、血流改善もできたとしましょう。
しかし、脱毛症の多くは、さまざまな原因があるわけです。
そのような原因があるのにもかかわらず、血流だけを改善して何の意味があるのでしょうか?
また、栄養を補給する目的の育毛剤も効果を上げるのは難しいでしょう。
血液には口から入れた栄養素以外は、ほとんど入らないのです。
血液は24時間休まず栄養を補給し続けるのに対して、育毛剤はがんばってつけても、せいぜい一日3回が限度でしょう。
それがいったい何の足しになるのでしょうか?
そして、育毛剤自体が化学物質でできていたら、いったいどうなってしまうのでしょうか?
スーパースカルプでは、多少抜け毛が気になりだしたのをきっかけに、育毛剤を手当たり次第に使っていたら、結果的に余計に抜け毛が増えたという話を聞いたのは1度や2度ではありません。
育毛・発毛という最終的な目的は同じでも、そこに至るまでのプロセスは異なる場合があります。
例えば、いくら頭皮や毛髪に良い栄養を補給しようとしても、毛穴が詰まっていると有効成分が毛穴の奥まで届かず、目覚ましい効果を期待することはできません。
この場合は、まず頭皮の洗浄を行い、栄養分の浸透率を高めてやる必要があります。
頭皮の汚れがひどいなら洗浄作用や抗菌作用のあるものを、炎症を起こしているなら抗炎症作用のあるものを使用するなど、現在の自分の頭皮の状態を見極め、それぞれのトラブルの解消を防ぐタイプ の育毛剤を選ぶことが効果実感への近道となります。
育毛剤のみに頼り、健康管理が不足している
育毛剤は、あくまで人間本来の毛髪形成作用をお手伝いするサポート役のようなものです。
そのため、いくら良い育毛剤を使用しても、肝心の身体が不健康では意味がありません。
毛髪は夜に作られるため、睡眠をたっぷりとることは不可欠であり、また、食生活の乱れは体内の栄養分が欠乏する原因となるため、バランスの良い食事を摂る必要があります。
土台となる人間の身体 が健康であって初めて、育毛剤は本来の力を発揮し、体内外でのサポート力を十分に発揮することができるのです。
短期間で使用をやめてしまう
育毛剤は即効性を謳っているものも多くありますが、基本的には定期的、継続的に使用することが大前提となります。
多くの育毛剤が、平均して半年以上の継続使用をすすめています。
また、効果があらわれる時期は育毛剤によって異なり、さらに個人差も大きいものです。
育毛剤に表記されている効果の実感までの平均日数はあくまで目安であり、平均1ヶ月と書かれていても、頭皮の状態などにより遅くもなるし早くもなり得ます。
それゆえ、たとえ即効性に定評のある 育毛剤を使用していても、長期間継続して使用しなければ、大半は効果が薄くなるのです。
育毛・発毛に関しては、一朝一夕では効果があらわれないと認識しておく必要があります。
血行促進
頭皮の血行を促進し、毛根の働きを活性化させることによって、毛髪を形成する毛母細胞に必要な栄養分を搬送する手伝いをします。
主な成分としては、ミノキシジル、塩化カルプロニウムのほか、センブリエキス、ニンジンエキス、セファランチンなどの植物性エキスや、ビタミンEなどがあります。
・センブリエキス
センブリから抽出される成分で、毛根への浸透性が高く、適度な刺激が血行促進に効果を与えます。
・ニンジンエキス
オタネニンジンのエキスで、血行促進のみならず、代謝の促進や抗酸化作用による肌荒れ防止などの各種作用があります。
・セファランチン
タマサキツヅラフジから抽出される成分で、もとは結核の治療薬として使用されているものですが、血流促進作用のほかに、抗アレルギー作用や免疫改善効果があることから、円形脱毛症などの治療にも用いられています。
男性ホルモン抑制
男性ホルモン「テストステロン」と酵素「5aリダクターゼ」が結びつくことによって発生する男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」は男性型脱毛症(AGA)の最たる原因とされています。
このDHTの発生を抑制する効果のある成分が、ノコギリヤシエキス、リモネンなどです。
・ノコギリヤシエキス
ノコギリヤシはアメリカ南東部などに自生しているシュロの一種で、別名ソーパルメットとも呼ばれます。
ノコギリヤシから抽出されるエキスも、フィナステリド同様、前立腺肥大の予防や改善に効果がありますが、天然由来成分であるため、フィナステリドよりも副作用のリスクが少ないことが特徴です。
・リモネン
ミカンやレモンなどの柑橘類の果皮に含まれている成分です。
DHTの発生を抑制する効果に加え、柑橘類の香り成分でもあることから、育毛剤に爽やかな香りを付与することで知られています。
抗炎症作用
頭皮のカサカサやかゆみのもととなる炎症を予防、改善する抗炎症作用を持つ成分として、グリチルリチン酸が挙げられます。
・グリチルリチン酸
甘草の茎や根から抽出される成分で、それを水溶性のものにしたグリチルリチン酸ジカリウムなどが抗炎症作用のある成分として育毛剤などに使用されます。
頭皮のかゆみの原因となる炎症の発生を防ぎ、頭皮の健康を促進する効果があります。
頭皮の脂質除去
外部のダメージから頭皮を守るため、頭皮からは皮脂が分泌されますが、この皮脂の量が過剰になりすぎると、酸化して過酸化脂質と呼ばれる物質になり、毛穴にこびりついたり詰まったりして、毛根の働きを阻害する原因になります。
この余分な皮脂を除去するのが、ビタミンB6や、ホホバ油に代表される成分です。
・ビタミンB6
皮膚炎を予防する抗炎症作用があるといわれる成分です。
脂漏性皮膚炎に関わりを持つといわれるビタミンの代謝異常は、ビタミンB6の欠乏により起こります。
・ホホバオイル
乾燥地帯に生息するホホバと呼ばれる低木から抽出されるオイルで、サロンなどのマッサージオイルとして使用されています。
頭皮への吸着力が高いため、毛穴の奥の汚れまで到達、きれいに除去する効果があります。
過剰な皮脂の分泌を抑制
頭皮から分泌される皮脂が過剰になると、毛穴の詰まりや頭皮のギトギト感、不快な臭いのもとになります。
さらに、毛穴が詰まっていると毛根の働きが鈍くなるため、発毛の障害にもなります。
この過剰な皮脂の分泌を防ぐ効果のある成分として、グリチルリチン酸やニンジンエキス、クララエキスなどが配合されます。
頭皮を洗浄するシャンプーなどに配合される場合が多いです。
頭皮にうるおいを与える保湿成分
頭皮がカサカサになっていると、皮脂の過剰分泌やかゆみのもととなり、また、頭皮自体が硬くなる原因にもなります。
この頭皮にうるおいを与え、柔らかくほぐすことにより、健康な髪の生成が促進されます。
育毛剤の保湿成分としては、肌の保湿成分にも用いられるヒアルロン酸や、昆布などから抽出される海藻エキス、ミカンなどの柑橘類エキスなどが一般的です。
発毛剤の種類は大別すると2種類あります。
頭皮に直接塗布するなどして使用する外用薬タイプと、決められた量を定期的に服用する内服薬タイプです。
これらは使用されている成分が同じでも、使用方法によって効果が多少異なるため、個人の好みや頭皮・毛髪の状態に合わせて選ぶ必要があります。
また、外用薬と内服薬を併用することで相乗効果を期待できるものもあります。
外用薬タイプ
発毛剤に含まれる有効成分を、薄毛などが気になる部分に塗布することによって、直接毛根に働きかけるのが外用薬タイプの発毛剤です。
その効果は含まれる有効成分によって異なりますが、頭皮の血行促進や、頭皮の状態改善などを目的としたものが主流です。
代表的な発毛剤としては、血管拡張剤ミノキシジルを用いた「ロゲイン」や、そのジェネリック医薬品である「カークランド」、日本国内で製造、販売されているものでは大正製薬の「リアップ」シリーズが有名です。
使用方法としては、頭皮にスプレーで噴射をしたり、頭皮に直接塗布して使用していきます。
内服薬タイプ
外用薬と成分は同じでも、錠剤やドリンクなどで直接体内に取り込み、内側から頭皮に働きかけるのが内服薬タイプの発毛剤です。
外用薬と同様の効果が得られますが、錠剤などを飲むだけという手軽さや、内部からの働きかけの方が高い効果が得られることから、外用薬ではあまり効果を実感できなかった人などが使用する場合が多く見られます。
ただし、その分副作用などのリスクが外用薬より高いとされ、使用には十分な注意が必要となります。
代表的な内服薬タイプの育毛剤は、フィステナリドを使用した「プロペシア」やミノキシジルを主成分とした「ミノキシジルタブレット」などがありますが、これらは医薬品なので、基本的に購入には 医師の処方があると安全です。
また、医薬品ほどの高い効果は期待できないものの、副作用のリスクがぐっと減るというメリットを持つ育毛サプリメントも数多く存在し、こちらは主に頭皮に必要な栄養を補給するという面で活用されます。
発毛剤と一言にいっても、その種類や効果はさまざまなものがあります。
そのため、発毛剤を使用する際には、育毛及び発毛に必要な要素を知り、自分の頭皮や毛髪の状態に合わせたものを選ぶ必要があります。
以下では、育毛・発毛に効果的な成分と、その作用について紹介します。
頭皮の血行促進
頭皮の血行を促進すると、血流が増加し、毛乳頭(毛の根っこ)から毛髪を形成する働きを行う毛母細胞への栄養分伝達がスムーズになります。
栄養を与えられた毛母細胞は活性化され、分裂・増殖を 繰り返し、毛髪の形成を活発に行うようになるため、高い発毛効果が期待できるようになります。
血行促進作用を含む成分は多種多様にありますが、ミノキシジルや塩化カルプロニウムなどが代表的な成分として有名です。
ミノキシジルは、元来高血圧の人が血圧を下げるために用いる血管拡張剤のひとつでしたが、副作用として多毛症の症状が見られたことから、現在では発毛効果が期待できる成分として発毛剤に使用さ れています。
塩化カルプロニウムも同様に血管を拡げて血流の量を増やす作用があり、ミノキシジル同様、円形脱毛症などの治療薬として医療機関で用いられています。
ミノキシジルを主成分とした発毛剤では、海外のものでは「ロゲイン」、国内では「リアップ」などが一般的であり、塩化カルプロニウムでは「カロヤンガッシュ」などのカロヤンシリーズが有名です。
ミノキシジル、塩化カルプロニウムともに、外用薬と内服薬のどちらにも使用されます。
脱毛原因「ジヒドロテストステロン(DHT)」の抑制
男性型脱毛症(AGA)の最大原因といわれるDHTは、「5aリダクターゼ」という酵素が、男性ホルモンの一種「テストステロン」に働きかけることで発生するもので、この5aリダクターゼの働きを阻害することで、DHTの発生そのものを抑制することができます。
この効果を持つ代表的な成分は「フィナステリド」で、飲むタイプの発毛剤「プロペシア」に使用されています。
フィナステリドは排尿障害などの前立腺肥大の治療薬ですが、ミノキシジル同様、副作用として発毛 効果があることが判明し、近年では発毛剤の主成分として使用されています。
栄養分補給で頭皮を健康に
毛母細胞に最適な栄養分を補給すると、その働きを活性化させる効果が期待できます。 効果的な成分はビタミンAやB群などの各種ビタミン、亜鉛などのミネラル、葉酸などが主なもの。
頭皮のかゆみや炎症
肌のタイプが個人で異なるように、頭皮も肌の一種である以上、個人でその質は異なります。
現在では、天然由来成分などを配合することによって肌への刺激を極力軽減しているものが多くありますが、万人の肌に合う成分というものは事実上存在しないため、天然由来成分でもその副作用のリスクはゼロとは言い切れません。
頭皮にかゆみを感じたり、赤く腫れるなどのかぶれ(炎症)は、薬液を直接塗布する外用薬タイプの発毛剤などに主にみられる症状ですが、内服薬タイプの発毛剤でも起こり得ます。
発毛剤は頭皮に働きかけるタイプのものが大半を占めるので、頭皮トラブルのリスクはどの発毛剤にも共通して存在します。
頭痛・めまい・吐き気などの体調不良
血管拡張剤のひとつである「ミノキシジル」を含有している医薬品発毛剤に起こる可能性のある症状です。
医薬品発毛剤は医薬部外品のものより効果が高いことで知られていますが、同時に副作用のリスクも高まるため、使用後に気分が悪くなった場合は使用を中止し、医師の判断を仰ぐなどの措置をとる必要があります。
また、ミノキシジルは元々は高血圧の人に処方される薬なので、もとから低血圧の人が処方するのは 危険が伴うことを認識しておかねばなりません。
男性機能の障害
男性型脱毛症(AGA)の最大要因といわれる男性ホルモンの一種ジヒドロテストステロン(DHT)を抑制することにより、一部男性機能に障害を来たす可能性があります。
主な副作用としては、性欲減退や勃起不全、精子の減少などが挙げられます。
フィナステリドを主成分としたプロペシアなど、DHT阻害効果のある育毛剤を使用した人の一部にみられる副作用ですが、深刻な状況に陥ることは極めて稀となっています。
その他副作用について
一般的に、発毛剤の使用による重篤な副作用が起こる危険性はほとんどないといわれていますが、用法や用量を守らずに濫用するとそれだけ副作用の症状も重くなる可能性があります。
また、発毛剤の中には成人男性専用のものが多々見られ、女性や未成年者の使用を禁じているものもあります。
特に、妊娠中の女性に関しては、お腹の中の胎児に悪影響を与える可能性があるということで、服用はもちろん、触れることすら禁じられている発毛剤(フィナステリド系の発毛剤)もあるので、身近に妊婦さんのいる環境で使用している人は、十分な注意が必要とされます。
